JR新形気動車形式記号

 
例 キハ 183−15
 
@最初の文字(ハ 183−15)=種類
   動力車(運転台のあるなしにかかわらず)
  キク 制御車(動力無し)*該当無し
  キサ 付随車(動力無し)
 
A次の文字( 183−15)=気動車用途
 電車や客車とも共通する。[]内は語源。
   グリーン車(A寝台はロネ)[イハ順]
   普通車(B寝台はハネ)[イロ順]
   食堂車[ョクドウ]*現在は該当無し
   郵便車[ウビン]*該当無し
   荷物車[モツ]*該当無し
   事業用車一般[クショ]
 記号は複数の用途がある場合は文字を並べて付けるのでグリーン車普通車合造車はキロハになる。
 
B形式100の位(キハ 83−15)=動力機関
  12 ディーゼル機関
  3 ガスタービン機関*現在は該当無し
 
C形式10の位(キハ 13−15)=気動車の構造
  02 一般形
  57 急行形
  8 特急形
  9 事業用車・試験車

D形式1の位(キハ 18−15)=系列
  100の位、10の位が同じ数字の車両同士で、系列を区別する。奇数と一つ下の偶数の数字の車両が同じ系列。
 例)キハ181キハ180が181系、キハ183キハ182が183系。
 例外)キハ184は183系、キハ186キロハ186は185系である。
 
E製造番号(キハ 183−15
 この場合は15番目に作られたことを示す。
 同じ形の車両でマイナーチェンジした場合、100番台や1000番台の番号を使って区別することもある。
 
 JR化後に作られた車両は、規則にあてはまらないものが多い。

 Bにあてはまらないもの=


 Cにあてはまらないもの=
 Dにあてはまらないもの=
 JR北海道のキハ400キハ480、JR九州のキハ140キハ147は、旧形気動車の番号の前後に一桁加えただけのもの。