[掲示板: みかかの鉄人掲示板 -- 時刻: 2024/11/26(10:47)]
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"巣田祐二"さんは[url:kb:909]で書きました:
巣田祐二 ] 「固定電話発携帯電話着の料金設定に関する方針」の公表 (総務省)
巣田祐二 ] [url:http://www.soumu.go.jp/s-news/2003/030625_4.html]
巣田祐二 ] NTT東日本:固定発・携帯電話着通話サービス【よくある質問】
巣田祐二 ] [url:http://www.ntt-east.co.jp/shop/0036/question2.html]
>>(5) 現状においては、まず選択中継を導入することとし、優先接続までは導入しない。
>>6) 優先接続については、IP電話が普及する中で、導入のための費用及び期間を考慮すると、これを導入する政策的意義が乏しい。
とありますので、優先接続導入に伴い何10〜何100億単位のシステム導入費用が掛かる
[url:http://www.itmedia.co.jp/broadband/0305/08/lp24.html]
のを考えると妥当な判断と言える場合もあるかも知れません。
(もっともマイラインセンターなんぞの存在意義自体は、自分に言わせればNTTの「不良労働債権」処理《に加えて事業者の顧客エンクロージャーの手段》のためでしかないと思っているので《それこそ昔懐かしいプッシュホンの交換機登録型短縮ダイヤルの要領で、ユーザーが自動的に≪しかも無料で≫登録変更できるようにすれば良いだけの話》、200億円と言う数字だけ呈示されてもだから?って気にはなりますが)
もっとも「IP電話が普及する中」かと言うとまだまだ疑問符が付くとは思われますが。
今時は、NTT加入発市外固定着と変わらないぐらい、NTT加入発携帯電話着の通話の方もトラフィックがあるのではないかと憶測しますので、(5)はNTT加入発携帯電話着中継接続の優先接続は様子を見て実施検討の含みがありまだ良いとしても、(6)は少々、環境激変と競争激化で苦しんでる各事業者の言い訳がましい所もありそうです。
[url:http://www.ntt-east.co.jp/shop/0036/img/question/img01.gif]
それにしても↑の図なんですが一体何なんでしょう。今回のNTT加入発携帯電話着中継接続の料金設定は中継接続であるからこそ中継事業者側に料金設定権を与えると言う物の筈なんですが、この図は「中継事業者」って概念がどっか宇宙の彼方に飛んでいってしまっているようです。
これはやはりNTTの技術屋が描いた図をそのまま載せているのでしょう。政治的には0036/0039付番の場合はNTT東西の活用業務によって中継接続事業者になっている、と言う嘯きはあったとしても、技術屋側の認識としては単に関門POIはNTT東西と携帯電話事業者側の間の1つしか無い、と言う認識なのでしょう。
(中継接続の他の各事業者を利用する場合は、当然NTT東西-POI-中継-POI-携帯電話、とPOIは2つ存在します。)
ここらへん、NTTの制度屋一派と技術屋一派との確執が伺えて面白いかも知れません、とまで言うのは穿ちすぎでしょうか。
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